EF24-70mm F2.8L USM これはCanonの標準ズームで、フラッグシップ的存在と言って差し支えないレンズです。 ズーム全域でF2.8という明るいレンズで、全長はワイド端が最も長く、テレ端が最も短くなります。 このレンズは、ワイド側にズーミングすると自動的に絞り込まれます。 おそらくワイド端はF2くらいで、画質を上げるために絞り込んでF2.8としているのかもしれません。 画質は絞り開放ではやや甘く、一段絞ると文句のない写りになると言えるでしょう。 解像度やボケにおいては、やはり単焦点レンズには及びませんが、廉価版ズームレンズとはやはりキレが違います。 使用感はズームリングがやや固めであることをのぞけば、特に目立った問題はありません。 |
一部では、重くて使いづらいと言う意見がありますが、これくらいの重量ならば私には問題ありません。 また、ホールド感も増して適度に使いやすく感じます。 さて、画質や使用感については、上記で述べたように目立って悪いところは無いのですが、気になる点が無いわけではありません。 まず、同じ明るさのEF70-200mm F2.8L IS USMに比べると、ややアンダーに写る傾向が見られます(少なくとも同じ露出で撮り比べた場合、全てにおいてこちらがアンダーでした) 次に、逆光性能です。 私はこのレンジと同等のレンズはこれ一本しか持っていないので厳密な比較はできませんが、少なくとも以前に所有していたEF-S18-55mmに比べて、フレアやゴーストが出やすいように感じます。 しかし、これはハレ切りや構図次第で改善できます。 EOSシリーズを持っている方は、是非一度このレンズを手にとって見る事をおすすめします。 (私はほぼ即決でした(;´Д`)) 高価なレンズではありますが、持っていて良かったと思える場面が必ず訪れるはずです。 |